Iroiro Work LabWordPress設定
WordPressセキュリティは、怖い話を読むより「初日に5つ」整える。
怖がらせる記事ではなく、初日に整える5項目へ絞って、運用で迷わない状態を作ります。
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WordPressのセキュリティは、難しい設定を全部やることではありません。初心者が最初にやるべきことは、リスクが高く、作業時間が短いものから潰すことです。
WordPress公式は、現代的で安全な基準として PHP 8.3以上、MariaDB 10.6以上またはMySQL 8.0以上、HTTPSを推奨しています。また、古いPHPやMySQLでも動く場合はあるものの、EOLにより脆弱性リスクがあると案内しています。
初日にやる5項目
| 優先 | 作業 | 目安時間 | リスク低減 | メモ |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 強いパスワードと管理者名確認 | 5分 | 高 | 使い回しを避ける |
| 2 | WordPress本体・テーマ・プラグイン更新 | 10分 | 高 | 更新前にバックアップ確認 |
| 3 | 不要テーマ・不要プラグイン削除 | 10分 | 中 | 使わないものを残さない |
| 4 | SSL/HTTPS確認 | 5分 | 高 | ブラウザの鍵表示を確認 |
| 5 | バックアップ場所確認 | 10分 | 高 | 取るだけでなく戻せるか見る |
数値で見る判断ポイント棒の長さは同一基準で再計算
作業時間と効果
パスワード
効果高 / 5分
更新
効果高 / 10分
不要削除
効果中 / 10分
SSL確認
効果高 / 5分
バックアップ
効果高 / 10分
この5項目は、難しいセキュリティ論ではなく「今日のうちに事故の入口を減らす」ための作業です。特に、強いパスワード、更新、不要削除は、初心者でも効果が見えやすい一方で、後回しにされがちです。
| 触る前に確認すること | 理由 |
|---|---|
| 管理者メールが受信できるか | ログイン通知や復旧で必要になる |
| バックアップの場所が分かるか | 更新失敗時に戻せないと困る |
| 使っていないテーマが残っていないか | 更新対象が増え、管理が雑になる |
公式要件を表で確認する
| 項目 | WordPress公式推奨 | 古い環境での注意 |
|---|---|---|
| PHP | 8.3以上 | PHP 7.4以上でも動く場合はあるがEOLリスク |
| DB | MariaDB 10.6以上 / MySQL 8.0以上 | MySQL 5.5.5以上でも動く場合はあるが古い |
| HTTPS | 必須 | 未対応なら優先対応 |
やりすぎない
初心者がやってはいけないのは、意味を理解しないまま高度な制限を入れることです。ログインURL変更、ファイル権限変更、XML-RPC制限などは、必要な場面もありますが、設定ミスで管理不能になることもあります。
まずは、更新、不要削除、バックアップ、HTTPS。ここまで整えてから、必要に応じて追加対策を検討します。
セキュリティ記事でよくある失敗は、不安を煽られてプラグインを増やしすぎることです。守るための設定が増えすぎると、更新忘れや競合が起きます。最初は「減らす」「更新する」「戻せる状態にする」を優先します。
この記事からの行動
A018では、セキュリティ不安を煽って契約へ誘導しません。プラグインを増やす前に、A011のプラグイン選びへ進み、運用負荷を見てから決めます。
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